F1が好きでアイルトン・セナの時代から見続けています。
そこからの数十年、ここ数年のことを書き始めるととてつもなく長くなりますのでそこは省略します。
そして今年、ホンダPU撤退の最終年でレッドブルホンダが総合優勝を狙える位置にありました。
何せ私は愛車がホンダ製直列3気筒660ccPUを搭載するNboxという事もあり(それはあまり関係無いが)、熱狂的なレッドブルホンダファンなのです。今年は開幕戦からDAZNを契約し毎レース、FP1からフルに観戦してきました。
一喜一憂しながらシーズンも進み、12日のアブダビ最終戦。メルセデスのハミルトンとレッドブルのフェルスタッペンは全くの同点。この1戦で全てが決まります。早めに風呂に入って体を清め、テレビの前に正座してスタートを待ちます。
スタート、ハミルトンに先行され予選までの目論見は早くも崩れました。その後はジリジリと離されていく嫌な展開に。
途中何度か期待を抱かせる場面もありましたが、一度も前に出る事もできずにレースは最終盤へ。私も、世界中のF1ファンも、レッドブル為す術なしで万事休す、と思いました。
が! 偶発的な出来事で様相は一転、レッドブルホンダ優勝の可能性が降って湧いたのです。
え!
初老のオッサンも思わず立ち上がり、深夜に一人心臓バクバクでファイナルラップを見つめます。ついにフェルスタッペンが前に出るものの、手負いの猛獣のようにハミルトンも食らいつきます。しかしついに力尽きレッドブルホンダのフェルスタッペン優勝!
狂喜しながらも、こんなことある?と思わずにいられませんでした。終わってから数日経ちますが、何度でも見るたびにファイナルラップは鳥肌立ちまくりです。こんなこと本当にあるんだなぁ。
カーレースとして最高でしたが、そこには勝った者にも負けた者にも、人生の教訓がいくつもあったように思います。
どちらも素晴らしい。
ありがとうレッドブル・ホンダ