私の実測で43.40km、累積標高1,806m。
6時間30分以上かかりましたが、なんとか完走できました。
トレランでこれまでの最高は30kmちょっとでしたので、不安もありました。
2月上旬にハムストリングスを痛め、それほど練習できなかったのも不安要素でした。
(去年も同じような時期にハムストリングスを痛めたので、何か原因があるのかも)
しかし当日はやって来て、スタートが切られれば行くしかありません。
とにかく完走が目標ですので、前半に脚を使い過ぎないように抑えて抑えて進みます。
比較的緩い登り下りの気持ちの良いトレイルですが、特に下りはハムに衝撃がきますので
いつも以上に小股でゆっくり下るように気をつけました。
私にとってやはり45kmは長いです。10km行ってもあと35km、20km行ってもあと25km・・・
なるべく時計のラップは見ないようにして風景を見ながら気持ちを逸らすように走ります。
そして30kmから先は未知の領域に突入です。ちょうど30kmから平坦な道路に入り、
36kmあたりから最後の山に取り付きますが、やはりここまで来ると脚に異常が・・・
痛めていたハムは大丈夫でしたが、太腿やふくらはぎは今にも攣りそうです。
何か筋肉の内部の方で、ピクピクと、感じたことのない痛みが走ります。
何とか登り切り、あとは下るのみですが、これがまた辛い。先行するランナー達にもすぐに
離されてしまいました。
ようやくゴール。成績的には下位でしたが、完走できたこと、怪我なく戻って来れたこと、
十分満足できました。また、45km近くのトレイルを走れたことで自信にもなりました。
スタッフの皆様、ボランティアの皆様、街の皆様、大変ありがとうございました。
とても良い大会でした。
会場のすぐ近くには藤本壮介の建築が・・・
見たかったですが、今回は時間に余裕がなく残念ながら見ることはできませんでした。
また来年。そう思いながら帰路につきました。