今週の日曜日、ATRF7 【AKITA Trail Run Festival in まんたらめ】に参加しました。
何年も前からトレイルランニングには興味があり、いつかやってみたいと思っていたのですが昨年・一昨年はコロナの影響で大会が開催されなかったり、開催されても出場に条件が付いたりで、なかなか実践できずにいました。そして今年、自分なりに練習もしたしいよいよエントリーすることにしました。
まずは9月上旬 初のレース 蔵王スカイラン ショート15km 累積標高1,100m
そして9月中旬 第二の地元 仙台泉ヶ岳トレイルラン ショート12km 累積標高700m
に参加し、まずは長過ぎない距離でトレランを経験しました。
そして地元の AKITA Trail Run Festival ロング25km 累積標高1,300m
蔵王や泉ヶ岳は登って下りて終わりでしたが、今回はアップダウンを繰り返します。
トレランで20キロ以上の距離は全く自信が無かったのですが、ロードで30キロ走などもして大会に臨みました。
いつも通り後方からゆっくりスタートします。まずは最初の登りで足を使い過ぎないこと。
速すぎず遅すぎず、できるだけいつものランニングペースで進みます。最後に一番標高の高い山に登りますので何とかそこまで足を持たせるように。
後半はかなりキツくなり見上げるたびに溜息をついていましたが、ようやく登り切りあとは下るのみ。
ホッとすると同時に多少元気も回復してきます。そんな時こそ要注意ということも忘れ・・・
緩やかな下りを調子良く走っていると全く予期せず何かに躓き、そのまま勢いよく前方に転倒しました。若い頃ならリカバリーできたかもしれませんが、還暦過ぎの自分は手さえも出ずに無様に転がってしまいました。右肩を何かに強打し、帽子もサングラスも飛んでしまいました。右脚のふくらはぎもつっています。
やった・・・ 恐る恐る立ち上がり、いろいろな関節を動かしてみます。一番痛いのは右肩です。
肩を回してみますが動作に問題は無いようです。少しじっとしているとふくらはぎの痛みも引けて大丈夫そうです。
多分アドレナリンも出まくりで痛みも忘れ、無事にゴールすることができました。あー良かった!
25キロを完走できたことは大きな喜びですが、反省点も多かったです。特に転倒に関しては。
年寄りは下りは注意!と、わかっているのですが 忘れていました。
打撲で済んだのは本当に幸いだったと思います。転んだ所に何があるかわかりませんし、岩とか尖った枝などがあったら、と考えるとゾッとします。太平山の大神の戒めだったと思うことにします。山で、特に下りで転ぶという事は許されないことだ、と。
さて今シーズンのトレランは終了です。
今はまだ50キロを超えるような距離は走れる気がしませんし、100キロや100マイルは夢の夢ですね。
あまり時間は多くありませんが、いつか走れる日が来るといいなぁ。