柏木の町屋

KES工法を採用した都市型町屋住宅

建築概要

場所 仙台市青葉区
構造・規模 木造 2階建 (KES工法)
家族構成 夫婦
延べ床面積 291.62㎡ (88.04坪)

KES工法を採用した都市型町屋住宅

東側ファサード.水平ラインを強調した現代和風の外観.前面道路に沿ってRC打ち放しの塀が建ち、デッキと庭を囲い込む.左手にガレージ.

場所

仙台市青葉区

構造・規模

木造 2階建 (KES工法)

家族構成

夫婦

延べ床面積

291.62㎡ (88.04坪)

採光とプライバシーへの配慮をどのように両立させるかが設計上のキーポイントになりました。

仙台市青葉区中心部にほど近い住宅地に建つ、現代和風住宅です。

南北に長い敷地に対して建ぺい率を最大限に使用しながら、各室に日照を確保し、その上でプライバシーへの配慮をどのように両立させるかが設計上のキーポイントになりました。

東側に前面道路を持ち周囲を住宅に囲まれた状況で、LDKやゲストルームは住宅北寄りに、ガレージは南寄りにと、一般的な考え方からはイレギュラーなゾーニングとしています。敷地南端がわずかにL字型をしている形状を利用して建築を敷地に沿って張り出し、リビングへの南からの日照を確保しました。個室の採光は主に東側からと考え、目の前の前面道路に沿ってRC打ち放しの塀を設け、デッキ・庭へは南からのダイレクトな日照を得て、そこから間接的に東側採光として個室に採り入れる設計としました。2階にはご主人の仕事にも使用可能なスペースを設け、1・2階とも隣地が迫り日当りの悪い西側は主に収納スペースとして活用しています。

延べ床面積は住宅としては大きい部類ですが、水平ラインを強調した現代町屋の外観とする事で、少しでも周辺への景観的インパクトを減らしたいと考えました。

構造は大断面集成材によるKES工法を採用し、木造としては大きなスパンに対応し、強度への要求にお応えしました。

リビングよりダイニング・キッチンを見る.掃出しの開口部は南に面し、デッキ・庭に開放される.

キッチンからダイニング・リビング方向を見る.ダイニングは必要に応じて建具で仕切る事が可能.

リビング.左手はダイニングとキッチン、正面はリビング収納.

床は身体に優しいコルクフローリング.珪藻土塗壁、木質系の天井と間接照明.

2階 ご主人のための書斎と寝室.

2階 書斎から寝室を見る.

ファサード.

囲われたプライベートなデッキと庭.今後植栽を施工する.

Prototype Modeling

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